セミナー

慶應・理科大数理オンラインセミナー

タイトル 実な双二次体の基本単数について
開催日時 2022年11月25日(金)16:30-
主催者
講演者 中林裕介氏(東京理科大学)
場所
内容 平方因子を持たない整数a,bに対して、Q(√a,√b)の形をした四次体を双二次体という。1943年に黒田によって実な双2次体の基本単数は7種類である事が示され、1957年に久保田はそれぞれを基本単数として持つ代数体の無限族の存在を示した。また、2019年にDummitとKisilevskyは中間体の基本単数の符号を考える事で、特殊な場合の双二次体について基本単数の決定とそれを持つ無限族を構成した。
今回の講演では、DummitとKisilevskyの論文中で考察されていない場合の基本単数と無限族について述べる。また、講演者が得た基本単数の判定法についても述べる。
資料
URL https://sites.google.com/view/keio-rikadai-online-seminar/

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