タイトル | 絶対ゼータ関数について |
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開催日時 | 2021年5月18日 16時30分 |
主催者 | 内村朝樹、金村佳範、竹内裕隆 |
講演者 | 冨田 拓希 氏 |
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内容 | 絶対ゼータ関数とは、F_1スキームと呼ばれる幾何的対象に付随するゼータ関数として導入されたものであり、有限体F_p上の代数方程式の解の個数の母関数である合同ゼータ関数を“p→1とした極限”として定義される関数である。F_1や絶対ゼータ関数についての理論は、Riemann予想への強力なアプローチを与える可能性があると示唆されており、現在様々な候補が提案されている発展途上の理論である。本発表の前半では、F_1や絶対ゼータ関数についての理論の背景について説明する。本発表の後半では、絶対ゼータ関数がある無限積構造 (絶対Euler積) を持つであろうという黒川の示唆について紹介し、それに関して発表者が得た結果について紹介する。 |
資料 | |
URL | https://sites.google.com/keio.jp/mathscionlineseminar |