タイトル | 標数pの手法について |
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開催日時 | 2021年10月20日 17時00分 |
主催者 | 内村朝樹、金村佳範、竹内裕隆 |
講演者 | 徳田 悠貴 氏 (慶應義塾大学) |
場所 | |
内容 | 正標数の環では, Frobenius写像と呼ばれるp乗写像が環準同型となる. このFrobenius写像を用いて, 1980年後半にHochster, Hunekeらによって正標数の環における密着閉包の理論が創設された. 更にその後2000年代に入ると, MMPに登場する標数0の特異点とFrobenius写像で定義される正標数の特異点が, pに関する正標数還元を通じて対応することが知られるようになり, 現在でもその精密化に関する研究が盛んに行われている. 本講演では, まずFrobenius写像による正標数の環の理論の概説を行い, その後標数0の特異点との対応のついて紹介する. |
資料 | |
URL | https://sites.google.com/keio.jp/mathscionlineseminar |