セミナー

談話会

タイトル 複素曲面上の力学系とエントロピー
開催日時 11 月 19 日(水)16:30-17:30
主催者 先端数理科学研究センター
講演者 上原 崇人 氏(慶應義塾大学経済学部)
場所 日吉キャンパス独立館 D310
内容 力学系理論において, 連続写像に対して位相的エントロピーとよばれる量が定義される. エントロピーは力学系の複雑さを表す重要な指標の一つであり, エントロピーが正の場合, 写像の反復合成による力学系は複雑な挙動を示すことになる.
本講演では複素曲面に着目して, その上の双有理自己同型写像による力学系のエントロピーについて考察する. エントロピー正の双有理写像が存在する複素曲面は, 複素トーラス, Enriques曲面, K3曲面, そして有理曲面のいずれかと双有理同値となることが示されている. 本講演では, 近年研究が進んできているK3曲面と有理曲面上の力学系についてエントロピーを絡めて解説していく.

談話終了後、18:00 より来往舎 1 階のファカルティラウンジでの懇親会を
開催致します。会費は一人 6000 円(学生割引あり)の予定です。

懇親会への参加者数把握のため、参加して下さる方は以下の「◯×くん」
から登録をお願い致します。
https://schd.adst.keio.ac.jp/ksa/join-event?accessId=3b5b9c739fce4717a66865703a852f3c
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