応援メッセージ
「数学」は、とても魅力的な世界。そして、女性の、自由な想像力や繊細な感受性や粘り強さ!は、きっと数学の研究や発展にとって大切なものをたくさん含んでいると思います。若い頃から研究・創造へ挑戦し、自由闊達な議論を通して、数学の醍醐味を存分に楽しんでください!そうした出会いや数々の試行錯誤の体験は、これからの人生の大きな「宝物」となり、生きる「体力」となるのは間 違いないと思います。
中島 さち子 (ジャズピアニスト、国際数学オリンピック1996年インド大会金メダリスト)年々、数学には本当に色々な側面があると感じます。社会で数学が活きる場も増えてきています。そんな数学に少しでも魅力を感じられたなら、ぜひそれを深めてもっと広い数学の世界を味わってみてください。近藤宏樹 (損害保険アクチュアリー、国際数学オリンピック銀メダリスト)
小さい頃から折り紙が大好きで、時間を忘れるほど夢中になったこともありました。そんな折り紙に数学が隠れていることを知ったのは、ずっと大きくなってからですが、一枚の正方形の紙から生まれる形やパターンを考えるように、数学の楽しみ方は人それぞれです。とても自由な数学の世界を楽しんでみませんか?
伊藤 由佳理 (名古屋大学・多元数理科学研究科)数学は遠足の山登りに似ています。足元の可憐な草花を愛でたり,空に浮かぶ雲を何かに譬えたり,奇妙な形の岩に驚いたりしながら,先生や友達とわいわい話して登ると,つらい坂道も楽しく歩けます。やっと到着した頂上からの眺めは格別です。そんな風に数学が学べたら素晴らしいと思います。応援しています。
松尾 厚 (東京大学・数理科学科研究科)本当は男も女もないのだけれど、世の中は女の子が気に入るものばかり。どこのショッピングモールに行っても、男の子をターゲットにしたお店はほんのわずかです。となると、女の子が気に入るような数学を世に示すことができれば、数学はもっと広まるのかもしれません。となると、数理女子の活躍が重要になってくるなぁ。と、おじさんは妄想するのであった。
根上 生也 (横浜国立大学大学院・環境情報研究院)“数学は人間知性の根源である” 現代社会では、「理系」、「文系」のどの分野でも、数学の基本的な考え方・見方、基礎的な知識・技能が根底で関与しております。数学との関わり方については男性と女性の“ちがい”は考えられません。ただ、過去の社会体制の中では、数学との直接的な関わりが女性の方が少なかったことから、中高生の早い段階で、数学の真の価値・本当の面白さを理解する前に、数学から離れていった人が多かったのかも知れません。「理数女子」の益々の発展を期待します!!
船越 俊介 (神戸大学・名誉教授)

協力者・協力団体
このサイトは、以下の個人・団体の協力のもと、運営しています。
- 慶應義塾大学・理工学部・数理科学科
サイト管理者
- 佐々田 槙子(東京大学・数理科学研究科)
- 坂内 健一 (慶應義塾大学・理工学部・数理科学科)
連絡先
- 数理女子事務局 E-mail:
応援メッセージ
音楽やスポーツにはいろいろな楽しみ方があります。カラオケでわいわい盛り上がる人、コーヒーを飲みながらクラシックを聴く人、日々筋トレに励む人、W杯を見に世界中出かける人etc...。数学も同じです!問題を解くだけが数学ではありません。あなたなりの数学の楽しみ方をぜひ見つけてください。
佐々田 槙子(東京大学・数理科学研究科)数学するのに女子とか男子とか関係ないよという時代にしていきたいですね。できるところからはじめていきましょう。
斎藤 毅(東京大学・数理科学科研究科)科学としての「数学」は,時空を越えて,人類の存在とは無関係に、宇宙全体を貫く真理を記述できる学問です。そこには、みなさんが日々学んでいる教科としての「数学」の中だけでは体験できない、深遠な世界が広がっています。日々の生活で決して使わないであろう、純粋で英知にあふれた思考を体験することができます。その入り口の扉は、性別や年齢を問わず、誰にでも開かれています。
寺垣内 政一 (広島大学大学院・教育学研究科)私の2人の祖母は数学好きで、母も数学者です。子供も2人とも娘です。世の中、数学好きの女子が増えたら良いなあ、と思っています。応援しています。
坂内 健一(慶應義塾大学・理工学部・数理科学科)