慶應義塾大学 21世紀 COE プログラム「統合数理科学:現象解明を通した数学の発展」
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横断研究1:非可換多様体と離散的幾何対象の研究

責 任 者  前田吉昭
副責任者  森吉仁志

 研究テーマ
指数定理・ゲージ理論・可積分系で成功した非可換幾何学の手法を発展させ、「非可換多様体」の統合的理論構築を行う.「非可換化」が行われるとき、多様体という連続的対象から固有値・グラフ・亜群などの離散的幾何対象への移行が観察される.この興味深い現象は量子カオスや数論における幾何学・ゼータ関数・エルゴード力学系などと深い関わりをもっている.我々は、グラフ理論・数論・力学系で展開された数学的手法を用いながらこの現象を究明し、非可換多様体の理論構築に資する.

具体的には以下の分野を包括する.
(a) 非可換幾何学・指数定理・ゲージ理論・素粒子論
(b) 数論とエルゴード理論
(c) 組合せ論・グラフ理論
(d) 代数解析・可積分系  


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