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以下は、 慶應義塾大学理工学部大学院での講義ノート:
「コペンハーゲン解釈; 量子哲学」
(2015:紫峰出版) amazon ,
(English version)
のWeb版[ Koara 2018 ]の 目次 である。

このWeb版では、基本的な部分だけを取り上げて、細かい証明・議論等は省略して、講義や研究室で普通に行っている 雑談・気分的な説明・絵に重きを置いた。 駄文と絵だけで済ますことができたらベストだったが、そこまでの力量はなかった。 量子言語の上達には、書籍版をじっくりと繰り返し読みつつひたすら計算することが必須で、王道はない。 このWeb版をすばやく読んでから、上の書籍かまたは次のpreprintをじっくり読むことが推奨される。
大卒程度の学力があるならば、次だけで十分で、これを読むのが一番が手っ取り早いだろう。 Research Report, Keio Math. [KSTS/RR-18/002] (S. Ishikawa)



Also, for the further results concerning quantum language, see
0.0: my home page
まえがき
第1講: ファインマン博士の問い掛けへの解答; p.1
1.1 量子言語(= 測定理論); p.2
1.2 量子言語の概要; p.12
1.3:例(熱い? 冷たい?) p.22
第2講: 言語ルール1 ─ 測定; p.27
2.1: 量子言語の基本構造$[{\mathcal A} \subseteq \overline{\mathcal A} \subseteq B(H)]$;$\;\;$; 一般論; p.28
2.2: 量子系の基本構造$[{\mathcal C}(H) \subseteq B(H) \subseteq B(H)]$と状態空間;p.33
2.3: 古典系の基本構造$[C_0(\Omega ) \subseteq L^\infty (\Omega, \nu ) \subseteq B(L^2( \Omega, \nu ))]\;\;$; p.42
2.4: 状態と観測量; 第一次性質と第二次性質; p.49
2.5: 観測量の例; p.60
2.6: システム量; 観測量の原型; p.65
2.7: 言語ルール1 ─測定なくして科学なし; p.69
2.8: 古典測定の簡単な例(壺問題等); p.74
2.9: 簡単な量子測定(シュテルン=ゲルラッハの実験); p.83
2.10: 簡単な量子測定(ド・ブロイのパラドックス); p.86
第3講: 言語的コペンハーゲン解釈; p.91
3.1:言語的解釈(=言語的コペンハーゲン解釈); p.91
3.2:テンソル作用素代数 p.101
3.3.1:観測量は一つだけ
3.3.2:状態は動かない
3.3.3:状態は一つだけ
第4講: 言語的コペンハーゲン解釈 (主に量子系); p.123
4.1:量子言語のコルモゴロフの拡張定理: p.123
4.2: 量子言語における大数の法則; p.127
4.3.1:ハイゼンベルグの不確定性原理は何故有名なのか? p.134
4.3.2:ハイゼンベルグの不確定性原理の数学的定式化
4.3.3:ハイゼンベルグの不確定性原理が破れる場合
4.4: EPR-パラドックスと超光速 p.146
4.5: ベルの不等式再考 p.151
第5講: フィッシャー統計学 I; p.173
5.1:壺問題 p. 174
5.2:フィッシャーの最尤法 p.179
5.3:フィッシャーの最尤法の例: p.187
5.4:モーメント法 p. 193
5.5:モンティホール問題:高校生パズル p.198
5.6:二つの封筒問題:高校生パズル p.202
第6講: 実践論理: 三段論法を信じますか?; p.209
6.1: 擬積観測量と辺観測量; p.210
6.2: 擬積観測量の制約条件; p.214
6.3: 含意─「ならば」の定義; p.218
6.4: コギト命題「我思う.故に我あり」を疑う; p.222
6.5: 結合観測量|測定は一回だけ|; p.226
6.6: 実践三段論法─ソクラテスは死ぬか?; p.229
6.7: 量子系では、三段論法は当てにならない; p.234
第7講: 混合測定理論(ベイズ統計学); p.237
7.1: 混合測定理論($\supset$ベイズ統計学); p.237
7.2:混合測定の練習・演習; p.241
7.3:サンクトペテルスブルグの二つの封筒問題; p.246
7.4:ベイズ統計とはベイズの定理を使うこと; p.249
7.5:二つ封筒問題(ベイズの方法); p.253
7.6:モンティ・ホール問題(ベイズの方法); p.257
7.7:モンティホール問題(等確率の原理) p.261
7.8:平均情報量(エントロピー ) p.264
7.9:フィッシャー統計: モンティホール問題 [三囚人の問題] p.267
7.10:ベイズ統計: モンティホール問題 [三囚人の問題] p.271
7.11:等確率の原理: モンティホール問題 [三囚人の問題] p.275
7.12:ベルトランのパラドックス( "ランダム"は見方次第) p.278
第8講: 言語ルール2 ─因果関係; p.283
8.1:因果関係とは何か?---現代科学の最重要問題 p.284
8.2:因果関係─火の無いところに,煙は立たない; p.291
8.3:言語ルール2 |マルコフ連鎖; p.300
8.4:(古典系と量子系の)運動方程式; p.303
8.5:酔歩と量子デコヒーレンス p.307
8.6:時空とは何か?---ライプニッツ=クラーク論争 p.309
第9講: 単純測定と因果関係; p.319
9.1:ハイゼンベルグ描像と「シュレーディンガー描像という計算法」;p.320
9.2:射影公準:量子言語における「波束の収縮」; p.324
9.3: ド・ブロイのパラドックス(非局所性(=超光速)); p.329
9.4:量子ゼノン効果:「見ていると餅はなかなか焼けない」わけではない;p.334
9.5:シュレーディンガーの猫、ウィグナーの友人とラプラスの魔; p.338
9.6:遅延選択実験: 「粒子か? 波か?」は愚問; p.345
9.7:量子消しゴム; p.353
第10講「測定は一回だけ」と(量子) 因果関係; p.357
10.1: 有限実現因果観測量─測定は一回だけ; p.358
10.2 二重スリット実験; p.366
10.3: ウィルソンの霧箱; p.370
10.4: 二種類のトンデモ性─観念論と二元論; p.374
11.0:フィッシャー統計 (II)
11.1: 表から見れば測定,裏から見れば推定・制御; p.381
11.2: 回帰分析=推定+実現因果観測量 p.386
第12 講「測定は一回だけ」と(古典) 因果関係; p.39
12.1: 無限実現因果観測量 p.391
12.2: ブラウン運動とは何か? p. 395
12.3: 決定的因果作用素列のシュレーディンガー描像 p.398
12.4: 運動関数という形而上学的命題 p.398
12.5 : ゼノンのパラドックス---アキレスと亀 p.406
第13講: 平衡統計力学(エルゴード仮説と等確率の原理); p. 411
13.1:平衡統計力学と言語ルール2(因果関係); p.412
13.2:平衡統計力学と言語ルール1(測定); p.419
第14講 信念" の確率解釈; p.421
14.1: 信念, 確率, オッズ p.422
14.2: 等確率の原理(II) p.429
第15講: まとめ・あとがき; p.431
15.1 思考の形式; p.431
15.2 二元論; p.431
15.3 量子言語; p.435
15.4 量子言語: 二元論の最終到達点; p.442