名前 田村 要造
所属・専修 基礎理工学専攻/数理科学専修
学位 理学博士(東京大学)
研究分野 確率論/大偏差原理/ランダム媒質
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主に確率論における極限定理に関して研究を行っている。確率論における極限定理としては大数の法則とその精密化である中心極限定理が有名であるが、別の精密化を与える極限定理として大偏差原理がある。経験分布に関する大偏差原理は 1970 年代に一般的な枠組みのもとに定式化されている。独立同分布の場合、対称マルコフ過程の場合、非対称マルコフ過程の場合それぞれの経験分布に関する大偏差原理のラプラス近似の精密評価に関する研究を行っており、数理物理学のモデルへの応用にも関心を持っている。また経験分布以外の対象に関する大偏差原理とその精密化に関しても研究を進めている。
またランダムな環境の下での確率過程の極限定理についても研究を行っている。現在までは主に 1 次元ランダム媒質中の確率過程について研究を行っている。