名前近藤 信太郎
所属基礎理工学専攻/数理科学専修
研究分野偏微分方程式/数理物理学

「Hasegawa-Wakatani 方程式に対する数学解析的研究」
長谷川・若谷方程式はトカマク内のプラズマを記述する方程式であり、それに対する初期値境界値問題を研究してきた。プラズマは強い磁場によってトカマク内に閉じ込められるので、ドリフト波乱流が生じている。ドリフト波乱流が異常輸送の原因と考えられていて、また異常輸送が核融合性能を衰えさせていると考えられている。そのため抵抗性ドリフト波乱流を記述する長谷川・若谷方程式を研究することにした。

◇証明法◇
最初に正則化長谷川・若谷方程式に対する初期値境界値問題の解の存在を示します。次に正則化長谷川・若谷方程式に対する初期値境界値問題の解の正則化パラメーターに関する一様評価を求めます。最後にこの一様評価から、正則化パラメーターの零極限をとることにより長谷川・若谷方程式に対する初期値境界値問題の解の存在が示されることになります。